環境と考えた方は直ぐに変えられる。
人はと過去はコントロールできませんが、今からなら未来は変えられます。
知人女性が親族の人間関係で心をすり減らしており、私はもともと彼女と同じ環境に身に置いていて苦労が分かるのでよく話を聞いています。
知人はとても考え方がまっすぐで、物事を白黒はっきりとさせてしまいたい性分です。その一方で他人を思いやりすぎるあまり自分の意見を押し込めてしまい、それが積み重なってストレスになり、最終的に感情が爆発する事があるそうです。
周囲に彼女と同じ考え方の人は少なく、耐えがたい言葉を投げつけられることもよくあるそうですが、「自分は余所者だから」と我慢していると言っていました。
そう言いつつも彼女は「受けた言葉を忘れられず、今でも思い出すたびに気分を悪くしている。一生許せない」と言っていました。
彼女は自ら選んだ道とはいえ、逃げ場がなく離れたくても離れられない環境にとても苦しそうです。
物事を進める時、周囲が納得していても自分だけが納得できない事があれば彼女は一度は我慢しようとします。でも、納得がいってないので日が経つにつれ不満がたまります。
ですがなかなか我慢していると言い出せず、私とやり取りしている時に彼女から「自分の考え方が変なのかな?ワガママかな??」とよく聞かれました。
私はその時、考え方や主張は千差万別だから彼女がワガママだとも、変だとも思わなかったので、「変でもワガママでもない」と答えましたが、続けて「相手の方が変だ」とまでは言えませんでした。
同じ環境下で他人と一緒に物事を進めていく場合、家族や夫婦ですら意見の相違による摩擦は生じてしまいます。人間関係は本当に複雑です。
そんな時は一気に極端な結論を出そうとせず、少しずつ少しずつ心の距離を取るようにしてみたらいいと思います。
相手に何か言われても、「あなたはあなた、私は私」と感情的にならずニュートラルを保つようにするのです。
一歩近寄って、近付きすぎたと思ったら2歩下がればいいでしょうし、下がりすぎたら半歩近寄ってみるのもいいですし、逆にまだ近すぎると感じたらもう2~3歩下がってみたらいいと思います。
また、嫌なことを言われてもその事をずっと抱えて暗い気持ちでいるよりも「ま、いっか」「あの人の事を考えるだけもったいないな」と思考を切り替えてしまった方が、心の健康にはよっぽどいいと思います。
コンパスのように支点は変えられなくても、同じところをぐるぐる回って黒い気持ちを煮詰めるよりも、鉛筆を置く場所を少しだけずらすと、違う大きさの円を書けることに気づくと思います。
また、大きさ自体を変えられなくても、支点(針)の位置を変えて見たら違う場所に円が書けますし、それを続ければ複雑な模様を生み出すこともできます。
そうして、物事は0か100、白か黒か、善か悪かだけではないと気づくのではないかと思うのです。自分を客観的にみる(メタ認知する)事で見えてくるものがあるはずです。
今回の知人女性の悩みを聞き、一緒になって相手を非難するのは簡単ですが、今は彼女が感情的になっているので彼女には伝えず、とにかく肯定と傾聴に徹しました。
彼女がどういった未来を望んでいるのかはっきりしてきたら、また一緒に考えたいと思います。また、今回の相談を受けて、自分ならどんな風に解決していくかなと考えるいいきっかけになりました。
また、皆さんは人間関係で悩んだときはどうしているのか、いろんな意見を聞き集めてみたいと思います。
今日もお忙しいなか最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。良い一日を!
へむちょ\\\\٩( 'ω' )و ////
ブログランキングに参加しています。
下の写真の好きな色の花ををクリックして下さると嬉しいです!
いつも応援ありがとうございます!
息子たちの背中もポチっと押してもらえると力になります!