【書評】せやろがい！ではおさまらない
社会問題、政治に対する意識、ネットや人との向き合い方を３章にすっきりと纏められています。
著者は関西出身の沖縄在住の「リップサービス」というコンビの芸人さん。著者名は「せやろがいおじさん」となっています。
政治とか社会問題、ジェンダーやルッキズム、トーンポリシーについてすっっごく分かりやすい例えを交えて色んな角度から分解して著者の考え方を書かれていました。
せやろがいおじさんはご自身の失敗談や固定概念などまるっと一度疑う姿勢を常に崩さず、自己開示のスキルがとても高い方だというのが一冊を通してビシビシと伝わってきました。
最後に著者は〝半径5メートルだけでもいいから発信してみよう〝 と言っています。
私自身、私の小さな声なんて意味がない、自分だけが違和感を持っていても自分の周りを守る事で精一杯です。しかし、発信しなければ何も変わらないとこの本を読んで痛感しました。
また著者は〝その意識を皆んなが持ったら地球全体を覆えるんじゃないか？〝 と言う事も主張していました。
毎日自分の家族の事に追われて、政治に不満や不信があってもついつい夫婦でボヤいて終わってしまい、本当にその通り過ぎて耳が痛いです。
自分の声も周りの声も大切にして、〝言葉のキャッチボール〝 をする事を心がけたいと思いました。
今日もお忙しいなか最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。良い一日を！
へむちょ＼＼\\٩( 'ω' )و //／／
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