モノに次の命を吹き込めないか、を考える。
何か不要になった時、最後まで使い切ろうと、よく頭をひねります。
これを「見立て」の心、言うそうです。
例えば昔の日本人は着物を着ていて、普段着は基本的に木綿の着物だったそうです。
まずは大人が着て、膝が一番に擦り切れたら腕の部分と脚の部分の生地を入れ替えて修繕ます。
更に、また膝が擦り切れたら、今度は継ぎ接ぎをします。
それがすりきたら子供用に仕立て直して、子供に着せていました。
またそれが擦り切れたら、今度は小さく切って、おむつや雑巾、座布団などに利用していたそうです。
更にボロボロになった物はしっかり乾かして、日々の火起こしの焚き付けに使い切ります。
でも、布の役目はまだ終わりません。
その灰は肥料や天然の掃除グッズや山菜のアク抜きの材料として重宝されていたんだというので脱帽です。
△絵本です。第3巻まであります。
子供と図書館を徘徊していて見つけました^_^
これを、読んだら「もったいない」の精神で「見立て」ることは現代でも、
十分できるよなぁ、と感じました。
江戸の暮らしほど徹底したものではありませんが、
先日パセリの小瓶を使い切って分別する際にふと庭のマリーゴールドを飾らないかな、と思い立ちました。
△円錐形っぽくて安定感があります。
▽少し考えて、一輪挿しにしました^_^
決しておしゃれではないですが、小花が視界に入るだけで少し幸せになれます。
子供達も
「お花綺麗だねー!」とか
「お水が減ってるような気がするよ?」などと興味を持って見ています。
「花を飾る物」は「花瓶」でなくてはならないルールはどこにも無く、
花を愛でられる気持ちの余裕さえあればいいんだな〜と、
この小さな小瓶を見るたびに思います。
今日もお忙しいなか最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。良い一日を!
へむちょ\\\\٩( 'ω' )و ////
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