兄弟喧嘩を見て夫婦の過去を振り返る。
長男と次男はよく一緒に遊びます。
でも、同時に弟が泣いて私に泣きついてくる事もしばしばあります。
私はそんな時、自分の子供の頃を思い出したり、旦那さんの幼少期の話を聞いたりします。(私が5人兄妹の末っ子で、旦那さんが3人姉弟の真ん中っ子)
その理由は、私は末っ子の気持ちは体感的に分かりますが、兄や姉にはなったことがありません。
逆に旦那さんはお姉さんの弟と歳の離れた弟の兄としての両面の経験を持っています。
なので、「あなたがこんなシチュエーションの時はどう対応されて、どう思った?」と聞くと、「俺は『お兄ちゃんなんだから小さい子を泣かせてはいけない』と親から言われて、弟と遊ぶのは面白くなかった」と話してくれました。
一方で私は、子供の頃に兄姉に嫌なことをされたら台所だろうがトイレだろうが、母を探し出しては所構わず母に泣きついていたのを思い出しました。
そういったエピソードから「じゃぁ、当時は何と言ってほしかった?」とさらに質問すると、兄の立場だった旦那さんからは「きちんと話を聞いて公正に叱ってほしかった。小さいという理由だけで叱られないのは不快だった。」と話してくれました。
末っ子の私の立場では、「体で勝てないから言葉や態度で対抗する。最後は年長者に頼ろう。」と、涙は流しつつも割と冷静に言葉を選んでいたような記憶があります。
そうして子供たちの喧嘩をきっかけに夫婦の過去を振り返ることで、子育てにおいて自分達の経験を踏まえてフィードバックをしつつベターな対応ができる事と、夫婦間での記憶や体験の共有につながる事、2つの発見があります。
兄弟ケンカに対して「どう思う?」という抽象的な質問ではなく、「あなたが子供の頃はどうだった?」と質問すると、相手の過去や経験と重ねた答えが得られます。
実際問題、次男はまだ兄より体格も言葉数も対等には戦えないため、常に負かされて泣いてしまうのは仕方ないといえば仕方ないです。
でも、泣いた後にどんな対応をする子供になるのかは、子供の素質も大きくかかわってきますが、周りの大人の声掛けや対応で大きく変わってくると思います。
例えば、
「泣き虫だね」と言えばさらによく泣く子に、
「怒りんぼだね」と言えば怒りっぽくなるんじゃないかな、と思っています。
なので私は、ただただ「悲しかったね、涙が出たね」とその時に共感するようにだけ気を付けて声掛けをしています。その時だけを切り取って「いじわるだね」などと言わないようにしています。(常に完璧はできていません(-_-;))
そうして背中を撫でつつハグをすると、あとは子供は5分もしたら自ら親から離れてまた兄弟で遊び始めます。^_^
なので夫婦で話し合った事や、普段から目や耳にした「素敵だな」と思う対応を繰り返し実践していくことが大事だと思います。
子育ては親育て、とは言い得て妙だな~と感心する日々です。
今日もお忙しいなか最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。良い一日を!
へむちょ\\\\٩( 'ω' )و ////
ブログランキングに参加しています。
下の写真の好きな色の花ををクリックして下さると嬉しいです!
いつも応援ありがとうございます!
息子たちの背中もポチっと押してもらえると力になります!
▽子育ては私に色々と考えさせてくれます。